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ICheck株式会社、相模原協同病院における臨床試験にて、抗体検査キットとPCRの感染結果が陽性、陰性、全て同一であった事を発表

ICheck株式会社(所在地:東京都千代田区 代表取締役 金子賢一)と、相模原協同病院(所在地:神奈川県相模原市病院長 井關治和)は、Shanghai LiangRun Biomedicine Technology Co.,Ltdが研究開発した、新型コロナウィルスの感染を迅速に調べる抗体検査キット(以下、抗体検査キット)のPCRとの比較検査を実施しました。

【病院概要】
◆名称:相模原協同病院
◆開院日:1945年8月1日
◆所在地:〒252-5188 神奈川県相模原市緑区橋本2-8-18
◆連絡先:TEL 042(772)4291(代)/FAX 042(771)6709
◆ホームページ:http://www.sagamiharahp.com/content/about/outline.html
◆職員数:1,043名(常勤・嘱託)平成31年4月1日現在
◆許可病床数:437床(一般431床・感染6床)

※相模原協同病院は令和2年1月10日に、日本で初めてコロナウイルス感染者を受け入れた病院です。

検査キットの臨床実験については、既に中国国内5箇所の実験データとして、95.14%の有効率が確認されていますが、相模原協同病院でのPCRと比較する臨床試験によると、PCRにて検査対象とした12名のうち陽性反応者が10名、陰性2名が出ました。抗体検査キットで確認した所、igMが3名、igGが7名、陽性が合わせて10名です。陰性は2名でした。
PCRとの比較では、現時点では感染結果が陽性、陰性、全て同一という結果ですが引き続き比較検査を実施していきます。

以下、相模原協同病院・井關病院長のコメント

「抗体検査キットの有効性が確定していくにつれて、手術前の患者に抗体検査キットを使用してもらい、手術までの1週間の間自宅で待機する。1週間後に陰性が判断出来た段階で手術を行うような事が可能になれば、手術を安全な形で取り組む事が出来る。また、PCRだけ使用した場合、精度の問題もあるので、検査キットを併せて使う事により、患者の状況を正確に判断できる材料にもなる。現在、発熱外来や入院患者を中心に抗体検査キットを使用しているが、今後は救急外来や看護師にも使っていく事により、医療従事者や関係者に出来る限り、安心、安全な体制を設けていきたい。」
ICheck株式会社は、抗体検査キットを寄付する事により相模原協同病院の医療従事者や患者が安心して仕事や治療に取り組める環境作りを支援していきたいと考えております。

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